(ダクタイル鋳鉄管)DCIP ductile cast iron pipe
強靭性に富み衝撃に強く耐久性がある。地盤の変動に追従できる。
内面のダクタイルをコーティングしてあるので、腐食しにくいが非常に重い。
ネブラスカの事業所の前は、国道整備工事中。
水道管など、ライフラインの一部の作業を、受持つようになった。
看板の下にあるものは、K形D3(内面粉体)φ75の鋳鉄管です。
明日、埋設(伏越し)配管する為に、事前に準備しています。
歩道とはいえ、車道の規制や、土工事で、作業時間は限られます。
事前に出来ることを、予め準備しておく、大切なことです。
ネブラスカの先輩から、教えられた言葉に、
”準備,仮設,丁張をすることで、余分な仕事をしないこと。”
”余計なことを行わない必要な作業。”
今回、一見不要、過剰と考えられ、理解されなかった準備作業。
貫き通すのが、最良の策だったのか、担当者に委ねるのが妥当だったのか。
解らなくなりかけた。
言える事は、
この作業に、誰よりも一所懸命に、多くの時間を費やし、取組んだのはネブラスカであること。
ただし、
それが正解とはいえない、工事の内容として不適切で、信頼関係を失った事。
双方、それぞれ過失はあるにせよ、
ネブラスカは、軽量で柔軟性に富み、次世代の水道管といわれる、
水道配水用ポリエチレンパイプ よりも、
重くて融通の利かない鋳鉄管に、親しみを感じ、力が入りすぎた。
オブジェにもなりそうな、黒い鋳鉄管の写真を見て、思いを新たにした。